【離乳食初期】ベビーフードレビュー&活用術
離乳食がスタートして早1か月。
↑この本を読んで、離乳食初期は食べる量が少ないのに手間がかかりそうだなと思い、ベビーフードメインで初めて見ることに。
ベビーフードとはいっても粉末、フリーズドライ、フレーク、レトルトなど様々なタイプがあり、一度に使う種類が増えると組み合わせによっては分量をはかったりするのが多くて意外と手間取ってしまいその間にぐずってしまったりして、ベビーフードだからラク!ってわけでもないんだなと気づいたり。
私なりのベビーフードのタイプ別のメリットやなるべく時間をかけずに用意する方法などをまとめたいと思います。
◆使用したベビーフードとメリット・デメリット
①和光堂の裏ごしシリーズ
フリーズドライでキューブ状になっていて湯冷ましをかけるだけで裏ごし状になります。我が家はほうれん草、さつまいも、おさかなを使いました。
さつまいもとおさかなは赤ちゃんも好んで食べていましたが、ほうれん草はよく口から出てきました。(笑)わたしも食べてみたけどなんとなくほうれん草というより青のりのような味に感じました。
【メリット】
・計量不要なので本当にあっという間!パッケージに書いてある通り、初めての1さじにぴったり。和光堂のおさかなは赤ちゃんもお気に入りでした。
・開封後は3日以内に使えばよいので初めての1さじから増やしていくのにも◎
【デメリット】
・量が少ないので食べる量が増えてくるとこれだけでまかなうのはコスパ悪い気も。メインの食材が別であって、ちょっと足したいときには便利そう。
・フレークタイプと比べると味が薄いような気もする。
・完全なペースト状にはならなかった(私の作り方のせいかもですが)
②大望の野菜フレーク
にんじん・じゃがいも・とうもろこし・かぼちゃを使いました。各40gのお試しサイズをアマゾンで購入したのですが、食べる量が少ないのでまだ半分も使い切っていません。にんじん、かぼちゃがお気に入りのよう。じゃがいもはマッシュポテトのようなもったりした食感になるのでそら豆やほうれん草を混ぜてあげると口からこぼれにくくパクパク食べてくれました。とうもろこしは一度あげてみたら吐いてしまった(アレルギーではなさそう)のでちょっと様子を見ています。
【メリット】
・原材料が野菜のみで余計なものが入っていない!
・野菜の味がしっかり感じられて大人が食べてもおいしい。
・きれいなペースト状になるので赤ちゃんが食べやすそう。(トウモロコシはすこしざらっと感が残ってしまった)
【デメリット】
・フレークがかなり軽いので容器に取り出すときに舞いやすい
・少量をペースト状にするのに慣れるのにちょっとかかった。(小さじ一杯以下だとうまく作れなかったので多めに作って残りはおいしくいただいています)
・まとめてペーストにして冷凍したら便利だなと思ってメーカーにOKなのか問い合わせてみたら返事が来なかった。(電話で聞くほど困っているわけでもなかったので結局そのまま…)
③Gerberのライスシリアル
Gerberのライスシリアルは本でおすすめされていたもの。鉄が添加されているので赤ちゃんの鉄不足を補うのによいかと思い、最初の離乳食からあげています。
お米のパウダーを母乳や粉ミルクで溶いて適したゆるさにしてあげます。最初はおかゆ(ライスシリアル)だけなので、粉ミルクを作る感覚でできるのでスムーズに準備できました。
海外製品なので購入先が限られており、私はiHerbで購入しました。2千円くらい買うと送料無料になるので、プルーンやマンゴーなど日本ではあまり見かけないベビーフードとも一緒に買って送料無料にしました。色々見るのは楽しかったです ^^
注文した2日後くらいには届いてあまりのはやさにびっくりしました!
【メリット】
・ミルクで混ぜるので慣れた味でスムーズに食べてもらいやすい(うちの子は粉ミルクの味があんまり好きではなくなってしまったみたいで、量を増やしていくと微妙な反応だったのでおかゆやほかの食材にまぜてあげるようになりました。)
・鉄分不足を補える
【デメリット】
・時間が経つと、液体に溶けてしまうのか、ぽってり状に作ってもだんだんサラサラと水っぽくなってしまうので、食べる量が増えてきた今はパッケージの作り方とは異なるけどお湯やだしで溶いておかゆに混ぜてあげています。
・おいしいのかよくわからない味。お湯で溶かして食べてみると無味です。
・海外製品なので購入先が限定される。iHerbが一番安かったです。
④キューピーの瓶詰シリーズ
レトルトタイプであけてすぐ食べられて超便利!初めの頃なかなか食べてもらえなくて、そもそも初期のペースト状ってどんなもんだ?と参考に「にんじんとかぼちゃ」を使ってみました。常温だとプルプルしているのでちょっとレンジで温めて適宜湯冷ましでのばしてあげました。
【メリット】
・複数食材入っているので、1つ1つ用意しなくて済む。
・70g入っているので、離乳食初期はだいぶ食べれるので和光堂の裏ごしシリーズよりコスパ◎
・食べきれない分は開栓後すぐ冷凍すれば2週間保存OKらしい(メーカーHPより)
【デメリット】
・単品食材が少ないので、ある程度単品で食べて慣れてからが使いやすい
・瓶のごみがでる
◆パパっと準備ができるベビーフードの活用
上記のベビーフードを使ってきて、すべてフレークタイプで作ろうとしてしまうと、少量ずつそれぞれ容器に移してお湯を入れてまぜて…とやっていると、意外と時間がかかってしまって、赤ちゃんの機嫌が悪くなり食べてもらえず「これ、まとめて作って冷凍したやつチンしたほうがはやくない?」と手軽だから使おうと思ったのに本末転倒になりかけた時がありました。
だからと言って週末とかに色々と作り置きして冷凍も面倒…
そのため、おかゆとしらす、昆布だし、食べさせたい!と思った野菜だけちょこちょこ冷凍ストックを作り、あげるときは
・冷凍食材&レトルト 2~3種類
・ライスシリアル
・フレークとフリーズドライから2~3種類くらい
のバランスで食材を用意すると、レンジでチンしたものを冷ましている間にフレークやライスシリアルをお湯で溶いてまぜて、ちょうどよく冷めたところで適宜食材をまぜあわせて「いただきます!」とできるようになってきました。
===(例)===
冷凍:おかゆ、だし
ベビーフード:にんじんフレーク、裏ごしシリーズのおさかな・ほうれん草、ライスシリアル
⇒こちらをまぜあわせて下記の2品をつくる
①おかゆ+おさかな(だしで溶く)+シリアル ②にんじん+ほうれん草
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フレークも、離乳食前の朝寝の間に使う分だけ器に出してラップしておくとお湯を注ぐだけにできるので気持ち的に安心でした。
また、出かける用事があって帰ってきたらすぐご飯というときや豆腐を食べさせたいとき(豆腐は冷凍は向いてないと聞いたので食べる直前に少量をレンジで温めてすりつぶしていました)は、主食は冷凍のおかゆをチンして、野菜系はキューピーのレトルト、たんぱく質に豆腐や裏ごしシリーズのおさかなを使うと楽です。
ベビーフードを使ったからと言って使い方によってはめっちゃ楽!にはならないことを学んだ最初の1か月。最初は気が進まなかったけどいざ冷凍ストックを作ってみるとそれはそれで楽しかったりもして、自分なりに楽な方法を引き続き模索していきたいと思います!
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