妊娠糖尿病になって読んだ本
妊婦検診で受ける妊娠糖尿病の検査。
もともとやせ型だし、血圧も低いし、妊娠後もそこまで極端に体重も増えていなかったので大丈夫だろうと気楽に受けたところ・・・
妊娠6か月ごろに妊娠糖尿病と診断されてしまいました。
そしてタイミング悪く、引っ越しや里帰りなどが重なり、診断されたものの明確な指導などないまま下記のように1か月半くらいかけてのんびりと(いいのか?)進捗していきます。
①はじめ通っていた病院で最後の妊婦検診の時に、「妊娠糖尿病の基準からちょっとオーバーしてますねー。その場合は再検査をするのですが、あなたは転院されるので次の病院の判断に任せまーす。」
↓引っ越し
②引っ越し先の病院での妊婦検診にて
「ちょっとオーバーしてるくらいだから大丈夫だと思うけど一応再検査してみようか~」
↓1週間後
③「やっぱり少しオーバーしてるね。今日栄養士さん捕まれば栄養指導してもらう?(栄養士さんに電話)うーん、今日の今日でお願いは難しいかぁ。でもあなたもう次は転院だもんねぇ。気持ち炭水化物控えてみたらいいんじゃないかな?」
↓里帰りで再度転院
④「当院では少しでも数値オーバーした方には糖尿病内科を受診してもらっています(キリッ)」
明確な指導がないまま流れていく月日。こちらとしては日々お腹で赤ちゃんが成長していくわけで。妊娠糖尿病というのなら不安にさせるだけでなく何かアドバイスくれ!と悶々と検索魔に陥る中、産婦人科の先生が書いた「ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~ 」という本にたどり着きました。
タイトルからは全然妊娠糖尿病に関係なさそうだし、難しそうな表紙に最初はなぜアマゾンがこれを進めてくるのか「?」だったのですが、読んでみたら意外とおもしろかった&勉強になりました。妊娠糖尿病に関係なく、糖質制限に興味がある方にも参考になる内容だと思います。
結局私の場合は、その後糖尿病内科を受診し、「通常の食事を食べたうえでの血糖値を測定してみましょう」となり、測定したところ異常なしでした。
この時点で出産までもうあと1か月。糖尿病内科の先生に「まぁ、もうあと1か月ですし、元気な赤ちゃんが生まれるよう、体調にはお気を付けください」という一言で締めくくられたのでした。なんじゃそりゃ。
そして産後何事もなかったかのように血糖値の検査は正常値にもどりました。
私の場合はちょっと基準からオーバーしたレベルだったのでこんな対応だったのかもしれませんが、診断された身としては不安なわけで。進捗のない日々のなか、上記の本を読んだことで妊娠糖尿病について理解でき、参考にすることができたので良かったです。